
中・高校生の生徒から週に3回見当で、立てた勉強計画の進行状況がメールされて來ます。
読みましたら短文で良く、
①考えて
②指でキーを打ち
確認と、激励の返事を返信します。
生徒から簡単に学校や家での日常について書いて来ることもありますから、その返事も返します。これが頭を使い指先を使用します。
私たちはあたりを見回すと、同じ高齢の奥さんもしくはおひとり暮らし、近所でも周囲には同じ年齢層のひとしかいません。それが若い世代との非日常的なコミニケーションが気持ちを若くします。
また進行状況を送って來る生徒は、高額の学習塾へ行けない家庭の事情の生徒が主ですから、日本におけるこれからの人材を育てているという行きがいになります。
これは人材とǍI開発における技能者の底上げをする活動になっています。簡単な参加ルールは
①返事は必ず返す
②会うことは禁止
となっています。返事を早く必ず返すのは、これが元気でいらっしゃるという見守りになっているからです。
②については受験で志望校に合格と言った節目に父兄とお礼に伺うと言ったことは良いとしています。

この進行状況を報告することで目標を貫徹することは、スタンフォード大学の講座で心理学博士ケニー・マクゴニカル、ベストセラー著者によって確認がされています。
同級生の草津市長も交えた、医師の激励会
高校の同級生のもと女生徒から電話がありました。
同級生の医師が末期癌になったから、当地にいる同級生が集まって励ましをしようということでした。
はるばる草津市の同級生市長も参加しました。励ましを受ける医師は岐阜大学医学部を出て県外の大きな病院に勤務してましたが、両親が病気がちになって福井市の病院へ移ってきたとのことでした。
少人数でしたが県庁退職者ふたり、中学校の先生、介護職者の養成資格の女性、市長、私、もう1名思い出せません。
介護職を指導・養成している同級生からこんな話が出ました。
「今は外国からの女性がたくさん来ていて、そういう若い女性を養成しています。フィリピンとかベトナムが多いです。」
それで私は
「私も以前は、介護に外国人わあ、と思っていました。」
小さくうなずくひとがけっこういました。
「でもよく考えてみたら、日本のオババに見てもらうより、海外の若いひとのほうが、もう、そばにいるだけで元気になってしまうのではないかと思う。」
それに、会場は大爆笑。
オババは当地では愛称的に普通に言っています。
(差別発言の意図はなく、大爆笑がみんな感じていることです)
そして美人だったもと中学校の先生は、大きく手を振り下ろす身振りをしながら、
「もう! 男はすぐこれだから。」
でも大受け、爆笑は続きました。
癌の医師も愉快そうでした。
男性の高年者は中高生の女子生徒から、女性は男子中学生・高校生から勉強の進行状況のメールが来て、日常生活にないコミニケーションが生まれます。
それで元気が出ることは大爆笑が賛同をしていることになります。
あなたの横に同年齢の異性がいるときと、若い女性がいるときと緊張感が異なりませんか。
この緊張感は何らかのホルモンを多く分泌させ、血行・免疫力を高めていると私は考えます。
これに加えて、若い世代を育てる生きがい感が、さらに元気でいたいという意識をもたらします。
日本は思うほど豊かではない
日本は20年、経済成長は停滞しています。
GDP(国民総生産)は世界で3位ですが、貧しい農業国だった中国が急発展したように、インドが頑張り出せば同じく日本を追い抜きます。
ドルベース可処分所得、実際に私たちが使うことができるお金は、世界で30数番目です。私たちは決して豊かではありません。
ここから抜け出すには教育しかありません。次世代層への教育です。
私たちの活動は、
『優秀な生徒がさらに優秀になり大企業へ行ったり官僚になる』
のではなく、
『普通の生徒が優秀になり海外を相手に仕事ができる人材の底上げ』
を目指しています。
そのために学業をきちんと納め、さらにAIプログラミング技能を取得してもらう学習システムを普及させています。

家計可処分所得 (Household disposable income)
右から数えて行くと途中でイヤになります。OECD発表の資料ですが、この後には順位が上がって21番目です。しかし下位の国がコロナ感染拡大で下がったのであり、日本がとくに発展したのではないと感じます。
https://www.oecd.org/tokyo/statistics/household-disposable-income-japanese-version.htm
補足:本来の活動の趣旨はプログラミング技能取得よりも、プログラミングが脳を活性化することを私自身が確認してます。

最期の有志者の交流とは、30年前に私は考えたことです。
当時はスカイプが適していましたが、現在はいろんなSNSがあります。
10人が画面に登録表示して、アクセスがあるとわかるようにします。
知り合いでもいきなり電話を掛けるのは、相手の状況がわからないこともあり気が引けますが、向こうが「誰か話しましょう」と言っているのがわかります。

それも若手層を育てようと言う同志ですから、意気投合します。
コロナ拡大で広まった画面越しの乾杯も、30年前に考えておりました。
感染拡大が収まれば、懇親会を開いたり小旅行を楽しむことができます。

学習進行チェックは周知活動を始めたばかりで、浸透するには時間差が出ます。原則勉強は見ませんから、支援の意志があることを登録しておいていただき、生徒側にはすでに待機しているかたがおられることをPRして行きます。
学習ペアができるまで、例えばお孫さん利用の英語教科書暗記ソフト、JavaScript・Python テキストをご提供します。
私も工学部学生でも挫折するC言語基礎を独習したことであり、JavaScriptあたりを勉強チームをつくって学習し、後に小・中学生に教えるといったこともやりがいがあります。わからないことは私と現職のSEが対応します。